診療内容

夜尿症

夜尿症とは

夜尿症は「5歳以降で1ヶ月に1回以上の夜尿が3カ月以上続くもの」と定義され、一般に就学直前の5~6歳で約20%、小学校低学年で約10%台、10歳を超えても5%前後に見られ、中学生で1~3%に減りますが、0.5~数%は夜尿が解消しないまま成人に移行するといわれています。

 

 

夜尿症が治る時期

おねしょ(夜尿症)は、そのほとんどが、第二次性徴を迎える12歳ころまでに「自然に治る」と言われております。しかし、稀に成人まで続くこともあるので、その場合は医療機関で治療をしましょう。おねしょ(夜尿症)は、薬の投薬により治ります。

 

お子様のためにも適切な治療を

自然に治るとは言うものの、学齢期まで夜尿症が続くと、恥ずかしさなどから、子どもの自信喪失につながり、社会面や心理面から本人に大きな影響があるとされています。そのような影響はストレスを招き、結果として、治る時期が遅れる可能性が考えられます。

 

夜尿症の診療

日中の水分補給、就寝前の排尿などの生活指導や投薬治療、アラーム療法で改善を目指します。なかでも、夜尿症は、生活を見直すことで改善できる要素が強く、基本的に生活指導をメインにおこないます。
夜尿症は遺伝による場合が多く、決して本人に原因があるわけではありません。また、親御さんの育て方に問題があるわけでもありませんので、ご安心ください。