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RSウィルス感染症(急性細気管支炎)とは?

2015/04/03
カテゴリー: 病気の基礎知識

年齢を問わず、一生にわたり感染を起こしますが、特に乳幼児期において、母体からの移行抗体が存在するにもかかわらず、生後数週から数カ月の期間にもっとも重症な症状を引き起こす、乳児にとって危険なウイルスです。
また、低出生体重児や、生まれつきの心臓や肺の病気、免疫不全のある児は重症化しやすいです。
学童以上になると軽症の感冒様症状で終わってしまうので、風邪をひいたと思ったら(本人は軽い風邪だと思っても!)赤ちゃんと気軽に接しないようにして欲しいものです。
流行は冬にピークがあり、初春まで続きますが、2012年は秋から患者さんが増え、ニュースなどで話題になりました。
RSVは乳幼児における肺炎の約50%、細気管支炎の50~90%を占めると報告されており、より年長の小児においても気管支炎の10~30%に関与していると考えられています。

感染経路 : 飛沫感染
原因ウイルス : RSウィルス( Respiratory syncytial virus )
潜伏期 : 2~8日

【症状】
発熱、鼻汁などの上気道炎症状が数日 続き、その後下気道症状が出現して来ます。咳も主要な症状ですが、特に細気管支炎では喘鳴(ぜいめい)、呼吸困難がみられます。罹病期間は通常7~12日

【治療】
治療は基本的には酸素投与、輸液、呼吸管理などの対症療法が中心。ウイルスに対する特効薬はありません。

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